星ヶ丘厚生年金病院
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平成20年度後期研修医(レジデント)募集要項
目的

 初期臨床研修を修了した医師がさらに専門的な臨床能力を修得し、臨床医学系専門領域における学会認定専門医、認定医取得を目的とする。

星ヶ丘厚生年金病院の後期研修へのお誘い

星ヶ丘厚生年金病院長 吉矢 生人

 新医師臨床研修制度も3年目を迎え、ローテーション方式も定着してきたように思えます。しかしながら、各診療科を数ヶ月ずつローテーションするやり方では、ひとり立ちの診療を行なう機会は殆どありません。指導医の庇護の下で基本的診療技術と診療態度を習得するのが初期研修ですから、研修医各位は早く一人前の医師として診断治療に当たりたいと思っておられることでしょう。といっても、2年間の研修が終われば直ちにひとり立ちできるとは、研修医も思っておられないでしょうし、指導医のほうもすぐに任せられるとは考えていません。

 そこで、本院では平成18年度から2年間の初期研修修了者を対象にした後期研修制度をつくりました。後期研修では、指導医の指導を仰ぎながら、かなり主体的に診療を行なう立場になります。とくに救急の現場でのトリアージなどは、大いに臨床能力の向上につながることでしょう。

 医学部卒業後3年目以降は、志望の診療科を選んで専門医を目指す方が大半だと思います。これまで、わが国の専門医養成は大学病院に偏りすぎていて、養成を受ける側にとって必ずしも満足できるものではありませんでした。新医師研修制度の発足にともなって、臨床研修病院が次々と卒後3年目以降の後期研修プログラムを打ち出しています。研修病院が有利な点は、なんといっても幅広い症例を多数経験できることです。とくに、救急指定病院ではまさに初期救急の実践を第一線に立って行なえます。専門医養成のスタートは研修病院でというのが自然の成り行きでしょう。

 そうなると、大学の役割は何かということになります。いうまでもなく、大学の使命は学部教育と医学研究そして高度先進医療の開発です。そして、これらの担い手を育成することです。高度の専門医を目指す人たちは、大学の医学研究と高度先進医療の開発に参加することが必要でしょう。臨床研修医の大学離れで大学には危機感が漂っていますが、2〜3年先には後期研修を修了した人たちがかなり大学に戻ることが予想されます。

 星ヶ丘厚生年金病院は、7つの大学から医師の派遣を受けています。異なった出身大学の医師たちがうまく協調して診療を行っています。初期研修医も後期研修医もあちこちの大学から来ています。これらの人たちにとっては、各大学の様子がつかめるという利点もあります。つまり、将来の進路を選ぶときの自由度が大きいわけです。一方では、病院にしても大学にしても、実力本位で人を欲しがる時代になっています。臨床の現場で豊富な症例の経験を積むことは、将来必ず生きてくることでしょう。

 医師としての実力には、患者さんとうまく信頼関係を築き、チーム医療をうまく主導するといった能力も含まれます。協調性があり、進んで自分を磨こうとする意欲のある方を大歓迎します。

後期臨床研修プログラムについて

副院長  河井秀夫(整形外科主任部長)

 平成16年度から新医師臨床研修制度が開始され、2年間の臨床研修が必修となりました。星ヶ丘厚生年金病院では、平成7年4月に臨床研修指定病院の認定を受け、スーパーローテーション方式の研修を行ってきました。また、病院開設当初より若手医師を受け入れて臨床研修指導を行い、地域の中核病院としての役割を果たしてきました。当院の医局員は7つの大学医局の出身者からなり、各診療科間の垣根は低く、医師間の連携は良好です。また、医療者間、地域の医療機関との連携も円滑で、チーム医療実践のモデル的病院です。

 初期臨床研修2年間修了後、それに続く後期臨床研修期間は、医師としの臨床能力を獲得でき、医師の生涯研修の中でも大変貴重な時期です。後期臨床研修の開始時期は、各学会専門医、認定医取得を目指す出発点ともなります。学会認定教育研修施設として認定を受けた診療科では、専門医取得の必要条件を満たしながら研修を積むことができます。幅広いプライマリーケアを修得した臨床研修医が、専門医を目指しつつも、必要性の高い救急対応臨床能力を深めることも後期臨床研修目標の一つです。

 研修希望科に沿った研修、あるいは診療科未決定者でも、希望ローテーション方式による後期臨床研修も可能で個別性に配慮します。また、研修中であっても大学での研究や大学院入学希望者には、当院は7つの大学医局出身者で構成されていますので、各大学の卒後臨床研修ネットワークとの連携を推薦できます。星ヶ丘厚生年金病院が若手医師にとって、生涯に残る、印象深い、良き臨床研修道場であるものと確信しています。

初期臨床研修プログラム責任者から

医師臨床研修管理委員会委員長 中島 充(小児科主任部長)

 星ヶ丘厚生年金病院は地域の基幹病院として1日平均870名の外来診療と522名の入院治療を行っています。現在、診療科20、病床数604床の総合病院として臨床研修指定病院、エイズ診療拠点病院、救急告示病院、大阪府地域リハビリテーション支援センター、地域がん診療連携拠点病院の指定や日本医療評価機構から認定も受け地域医療施設の使命を果たしています。

 平成7年4月1日から厚生労働省の臨床研修病院として指定を受け、平成18年4月からは平成17年度採用の研修医8名、平成18年度採用の研修医8名、合わせて16名の初期研修医が研修中です。また、平成16年採用の初期研修医8名のうち、整形外科2人、脳卒中内科1人、泌尿器科1人の計4名が平成18年度後期レジデントとして研修中です。さらに初期研修を他院で終了した整形外科の後期レジデント1人が研修しています。

 当院の後期研修プログラムは各診療科6ヶ月を一単位とし、希望により外科系や内科系も研修できます。将来の専門性を考えながらも幅広い臨床経験を豊富な指導医のもとで積むことができます。当院での研修は、初期・後期にかかわらず研修医同士や指導医との関係も良好で、研修医生活を忙しくも楽しいものにしています。病院敷地内に単身者用宿舎があります。また、院内保育室や病児保育室も完備しており、女性医師にも働きやすい環境を提供しています。

当院レジデントの声

整形外科レジデント 田宮大也(大阪市立大学医学部平成15年卒業)

 私は大学卒業後、大阪市立総合医療センター救命救急センターで3年間の救命救急医療に関する研修を受けた。重症患者を診療し、人命を救うことについて多くのことを学ぶことができ楽しかったが、入院中の患者の病態からみて、患者様の予後や退院後の生活について考えさせられた。救命後のQOLの獲得は、心肺機能、知的機能が維持された後は、手足の運動が思いのままにできること、随意性運動獲得の重要性、運動器機能の重要性を認識した。

 そこで、縁あってレジデント応募したのが星ヶ丘厚生年金病院整形外科であった。レジデントへの応募前に病院見学をしてみたが、星ヶ丘厚生年金病院では救急患者から予定患者まで幅広く整形外科疾患を扱っており、また各分野の専門家がおり、充実した研修ができることを確信した。医局員の人間味や人間関係の良さも魅力であった。

 平成18年4月から星ヶ丘厚生年金病院整形外科レジデントとして研修を開始したが、開放骨折や脊髄損傷などの重度救急患者の診療からさまざまな病態を持った外来患者の診療などで、忙中忙の日々である。また、麻酔科、ICUや救急科でも研修ができ、幅広く、偏らず、そして更に突っ込んで急性期疾患の診療にも関われる。初期臨床研修医と違って、レジデントとなれば診療に責任が伴い四苦八苦する場面もあるが、指導医やレジデント仲間からの適切な支援があり助かっている。自分のやる気が具現でき、多忙ではあるが面白いほど医師としての臨床能力向上が実感できる毎日である。

 当院のレジデント応募に興味のある方は、まず見学に来て星ヶ丘厚生年金病院の臨床現場をみて欲しい。卒後3年目以降の後期臨床研修道場として、自信をもって星ヶ丘厚生年金病院を推薦できる。

仕事と育児を両立させたい女性医師の皆さんへ

麻酔科専門医 青天目 牧

 星ヶ丘厚生年金病院では2005年4月に病児保育室が開設され、働く母親の頼もしい味方となっています。子供が病気で保育所に預けられない時も、仕事を休まなくて済むようになりました。

 当院の病児保育室では小児科医師、看護師、専属保育士がみてくださるのでとても安心です。(薬も飲ませてくれます。)保育時間は平日午前8時00分から午後6時30分で、一回2,000円で利用できます。時間的な制約はありますが、仕事を休むことを考えると非常にありがたい存在です。

 私は常勤麻酔科医師として現在二人の子供を育てながら勤務していますが、病児保育室にはいつも助けられています。来春、初期臨床研修修了予定の方だけでなく、出産・育児のためにしばらく臨床から遠ざかっている女性医師の皆さん、後期臨床研修医という形での復職を考えてみてはいかがですか。仕事の勘を取り戻しつつ専門の勉強を再開しましょう。当直や土・日・祝日の勤務体制など難しい面もありますが、やる気があれば病院側も相談に応じてくれると思います。

 麻酔科で後期臨床研修を行う場合、年間麻酔件数は約2,600件あり症例は豊富です。脊椎麻酔、硬膜外麻酔、分離肺換気など各手技の研鑽ができます。学会発表の機会もあり、麻酔認定医や麻酔専門医の取得が可能です。私自身も産休・育休を挟みながら専門医を取得しました。現在常勤医師5名およびローテーター2名で手術麻酔およびICU(4床)管理を行っています。一緒に働いて下さる麻酔科医師及び麻酔を専門にしたいと考えている方、お待ちしています。

カリキュラム

 内科系、外科系を基本とする。各科系とも、学会専門医または認定医あるいは総合診療の修練のために、必要な配慮を行う。研修スケジュールは、各レジデントの希望をもとに、医師臨床研修委員会において調整する。

内科系診療科別後期臨床研修プログラム
脳卒中内科
Pro101
脳卒中内科後期臨床研修プログラム
消化器科
Pro104
消化器科後期臨床研修プログラム
呼吸器科
Pro105
呼吸器科後期臨床研修プログラム
循環器科
Pro106
循環器科後期臨床研修プログラム
小児科
Pro108
小児科後期臨床研修プログラム
皮膚科
Pro109
皮膚科後期臨床研修プログラム
内科系診療科別後期臨床研修プログラム 外科系診療科別後期臨床研修プログラム
リハビリ科
Pro110
リハビリテーション科後期臨床研修プログラム
放射線科
Pro111
放射線科後期臨床研修プログラム
病理検査科
Pro112
病理検査科後期臨床研修プログラム
外科
Pro201
外科後期臨床研修プログラム
麻酔科
Pro202
麻酔科後期臨床研修プログラム
整形外科
Pro203
整形外科後期臨床研修プログラム
外科系診療科別後期臨床研修プログラム
脳神経外科
Pro204
脳神経外科後期臨床研修プログラム
呼吸器外科
Pro205
呼吸器外科後期臨床研修プログラム
産婦人科
Pro206
産婦人科後期臨床研修プログラム
泌尿器科
Pro207
泌尿器科後期臨床研修プログラム
眼科
Pro208
眼科後期臨床研修プログラム
形成外科
Pro209
形成外科後期臨床研修プログラム

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特徴
  • 各診療科6ヶ月を一単位とし、希望により外科系や内科系も研修できる。後期研修中、少なくとも一単位は麻酔科またはICUで研修する。
  • 後期臨床研修中でのローテーションなど、個別選択も可能であり、各科専門医の指導が受けられます。
研修期間
  • 研修期間(レジデントの期間)は、2年間とする。
  • 後期研修(レジデント)修了後、希望により本院で選考し、医員として採用されることがある
待遇

身分

  • 星ヶ丘厚生年金病院レジデント(常勤嘱託医)

給与

  • 医師免許取得後3年目 月額425,000円
  • 医師免許取得後4年目 月額436,900円

その他処遇

通勤手当・当直料・賞与・健康保険・厚生年金・雇用保険・学会・研究会への参加費支給・単身者用宿舎

             
受験資格と募集定員

受験資格

  • 2008年4月1日時点で卒後2年間の臨床研修を修了見込みの者及び修了している者

募集定員

  • 卒後3年目、卒後4年目各8名
応募書類

応募書類は下記の3点

  • 選考申込書兼履歴書選考申込書兼履歴書(11KB)
  • 所属長の推薦状(形式を問わない)
  • 健康調査書健康調査書(90KB)

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選考日と選考方法

選考日

  • 随時

選考方法

  • 筆記試験(小論文)
  • 口頭試問
  • 面接試験
病院見学を希望される方へ

病院見学は随時受け付けておりますので、希望される方は希望診療科と希望日を下記の電話かメール宛にお申出ください。

〒573-8511 大阪府枚方市星丘4-8-1
星ヶ丘厚生年金病院 庶務課 小原 まで

TEL:072-840-2641 FAX:072-840-2266
E-Mail:rinken@hoshigaoka-hp.com

書類送付とお問い合わせ先

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星ヶ丘厚生年金病院 庶務課 小原

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